2004年3月31日

2004年3月31日

昨夜が風邪のピークだった。朝、少しは楽になっていたが、まだ外に出られるという感じではない。更に、健康なときにでも行くのが憚られるお仕事に、体調が悪いときに行きたいわけがない。無理をしようなどと思わない。それでもって休む。

そういう意味では僕の自分勝手で迷惑をかけてしまっている人はいっぱい居ると思う。

キアロスタミ監督「トラベラー」を見る。かなり初期の作品。生意気でわがままな子供が、テヘランのサッカーを見に行くために奔走する。相変わらずの単純なストーリーを、ここまでハラハラドキドキさせる演出はすごい。

しかし、ここまで結構キアロスタミ監督の作品を見てきたが、どれも同じといえばどれも同じだ。見る人によっては、地味なテーマと曖昧にされる結末に、異常な退屈感、あるいはウンザリ感を抱くかもしれない。しかし僕は、なんていうか妙に声高に正義感を打ち出してくるようなものよりも、さりげなく、そしてもやもやとすごく大事なことを言ってるような感じが好きなんだと思う。だから彼の作品は僕の好みにヒットする。

テコンドーは大変ですね。両団体の長の、あの体育会系の高圧的な感じが、更にいや〜な印象を与える。岡本選手の笑顔の涙がなんとも切ない。いっそ、JOCが新団体を作って、既存の両団体を団体として認めないってのはどうだろう?そんなの無理か。

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2004年3月30日

2004年3月30日

風邪は悪化してます。明らかに。
37度台の、微妙な熱なんだけど、外に出ることは難しそうだ。

僕が中学の時に分かったことは、風邪を引いているときにマスターベーションすると良くないということだ。なんというか治そうというエネルギーがばらまかれる感じがする。

まあ、こんな話どうでもいいけれど。

なんか風邪を引きながら、今日までに提出のポスターのデザインをしなければならなかった。ぼうっとした頭で、良いか悪いか分からなかったが、考え込むと体に良くないと分かっていたので出来上がるとすぐに送信。まあ限られた時間と体調の中ではやむを得ないだろう。

こんなに喉が荒れているとき、希釈したカルピスはグレートマザーな大きさを感じる。

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2004年3月29日

2004年3月29日

風邪をひいたらしい。鼻水がだらだら出てくる。体もだるい。
気温の変化に耐えられなかったのかな。

昼に所用で新宿へ、自分の作品を会った人に渡す。昨日あらためてダビング時に見直した。以前とは少し捉え方が違った。
コーヒーを飲みながら「老子」の本を読んでいたが、たまたま本屋でキアロスタミ監督について書かれた「そして映画はつづく」という本を見つける。衝動ですぐに買う。買った後、アマゾンで買うべきだったと悔やむ。

「そして映画はつづく」は、助監督が「友だちのうちはどこ?」の制作日誌を通して演出方法について綴った本。後半は、黒澤明との対談などである。素人俳優にいかにして自然な演技をさせるか、試行錯誤が伝わってくる。

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2004年3月28日

2004年3月28日

仕事です。だるだるで~す。

で、帰ってからキアロスタミ監督「風が吹くまま」を見る。
毎度のキアロスタミ節大爆発で。
ある村の葬式を録る為に、TVクルーが老婆の死を待つ。
「桜桃の味」を進化させたような感じか。
序盤から主人公の所作にストレスが溜まっていたが、それはラスト界隈での彼の心境の変化を出すためだったのだと分かった。とてもよかった。

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2004年3月27日

2004年3月27日

夜、この前仕事をやめてしまった人から電話がある。
内容は、スナックリリーの招待状、しかし予定が合わない。
僕がいまやっている仕事は「あまり長くするものじゃない、脳を使わないから」と言われ、「その通り!」と目の前には居ない相手に同意の指差しをする。

全くその通りだ。脳を使ってない。しかししばらく考えたが、脳を使うアルバイトというのは逆に少ない気もする。アルバイトが脳を使わないので、就職も脳を使わないイメージができてしまう。

たぶん好きなことや興味のあることなら脳を使うだろうけれど。就職というのは、本当に興味のある仕事に就いてこその就職なのか、そうでないのか。

ところで、大変品位のない話だが、ネット上で「倉橋のぞみ」という昔はやったロリータアイドルの写真を見つけた。13~14歳くらいのヌードだった。年齢をだましているのかは知らないが、親にどう承諾を得たのかとか、クラスのまわりの人の反応は、とかいろいろ細かく気になった。

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2004年3月26日

2004年3月26日

yahoo!につづき、あのACCAも顧客情報漏えいですね。最悪の場合で全顧客分を漏洩したとか。
このことについて深くは語りませんが、これからいろいろぞっとします。

J-WAVEのe-Stationという番組の名物レポーター・小林紀美さんが今日で終わりだって。もう涙でボロボロの最後のリポートだったけど、聞いててこっちまでうるうるしたよ。彼女のリポート、おもしろかったなぁ。

ニュースステーションも今日でおしまい。筑紫哲也が出るとかってスポーツ誌を中心に騒いでいたけど、出なかった。あえてそういうセレモニーは止めたんだろう。久米さんが最後にビールを飲むシーンがすごく良かった。晴れ晴れしかった。僕はニュースステーションをずっと見てきたし、彼の言動やパフォーマンスが好きだったから。

3月はいろいろとお別れの季節だね。別れの歌なのか曖昧だけど、僕の耳に流れるのはやはり宮沢和史「からたち野道」です。

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2004年3月25日

2004年3月25日

「グッバイ、レーニン!」を見に行く。
平日の癖にけっこう混んでいた。

う~ん、どうだろうか。
印象としては「ライフ・イズ・ビューティフル」に近いノリを感じたのかな。誰かに明るい嘘をつき続けるという。それは愛で溢れているという。

しかし、ちょっとうそ臭かった。だからあんま切迫したものが無くなってしまった。母親の病状の描写があいまいと感じる。ストーリーの都合に合わせてよくなったり悪くなったりしている。また取り巻く人々の関係や心理も、どうにもストーリー展開に利用されている感が否めない。あと、個人的な趣味として、ラスト界隈はあまりドラマチックじゃない気がする。見ていない人のために詳しくは書けないが、母親の描き方に疑問がある。

ただレーニン像がヘリコプターで運ばれていたり、窓から見えるビルにコカコーラの宣伝が見えたりするくだりは面白かった。偽の東ドイツTV番組をつくるあたりは最高だ。ああいううそ臭さは、僕は多少やりすぎでもいいと思う。

ベルリンの壁崩壊という事件に触れている人にとっては見方が違うのかもしれない。僕はまだ小学生だった。たとえば「ベルリン・天使の詩」も、その主題を本当に理解できたのかといえば理解できていないだろうし。

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2004年3月24日

2004年3月24日

昼に起きる。

そのあと新百合ヶ丘に、高校の友人Kから、剣道の胴着一式を借りる。

そのまま国分寺に向かい、otaを乗せて川崎駅まで送る。

帰ってからキアロスタミ監督「クローズアップ」を見る。

映画監督に成りすまして詐欺罪でつかまった男の話。裁判は本物のドキュメントで、事件の前後は、担当した本人に出演してもらい、その通り再現してもらうという、またもやドキュメンタリーかドラマかがあいまいな作品である。

なんと言って良いのか不思議な作品だった。主人公は、監督になりすました理由を貧しさとか社会のことを原因に挙げている。告訴人もそうしたことを汲み、最後には告訴を取り下げたいと言う。実際の話とはいえ、若干強引な感じではある。しかし監督が彼に引きつけられた理由は垣間見える。どちらかというとそこがおもしろい。

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2004年3月23日

2004年3月23日

2004年3月23日
仕事。辞める人が居る。送別会をする。人気のある人だから、寂しがる人が多い。

仕事が無いのに、送別会に出るために喫煙室に座っている人が居る。

最後まで参加することになるとは予想していなかったけど、最後まで参加してしまう。とにかく温かかった。

ところで、僕らの世代に、純粋な別れの歌というのはあるだろうか。
卒業式とか恋愛の別れでなく、単に人と人の別れを歌う歌はあっただろうか。
いや、あったような気がするが思い出せない。

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2004年3月22日

2004年3月22日

朝、うっかり2次選考まで進んでしまった某広告代理店の、面接に行く。
まあ、落ちただろう。
要するに最大の弱点は、そんなに就職したくないという深層にある気持ちである。

そのあと仕事。

夜、キアロスタミ監督「ホームワーク」を見る。
一言で言うと、宿題についてのリサーチ映像だ。まあこれはドキュメンタリーに分類して良いだろう。これがドラマだったら逆にすごい。途中、変なカット割があるから怪しいんだけど。彼の作品ならドラマもありうる。

まあ信じてリサーチ映像だとすると、これは彼が取り扱うテーマを考える上で、すごく大事な作品である。つまり子供達の「宿題」の強い拘束性とか、親の識字率の問題・・・それを通して発生する親子兄弟の関係云々。

作品単体としておもしろいとは言えないが、これは夏目漱石の手紙などと同じで、作品解釈の上で重要である気がする。

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