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2003年08月20日

12枚目「MAU」

 

さて今回はMAUタオルの写真です。MAUとは、Musashino Art Univercity(武蔵野美術大学)の略称なんです。カタカナ読みで「マウ」です。ださいですね。

 まあ僕も現在はこの大学の学生のはしくれとして生きています。で、MAUにはいくつかのMAUグッズ・製品が存在し、一部マニアでは壮絶なる収集活動が行われているといううわさなのです。学食にある高級セット「MAUランチ」をはじめ、恥ずかしさのためにパジャマ以外に使い道のない「MAUTシャツ」もあります。東京芸大は2次試験のときに「芸大鉛筆」を使わせてくれましたが、ひょっとしたら「MAUえんぴつ」「MAU消しゴム」「MAUトイレットペーパー」なども存在するのかもしれません。おそるべき教育機関…。

 そんなこんなでMAUタオル。先日、受験生のために進路相談会みたいなのを大学で行っていて、たまたま僕も忍び込んでみたのだった。そこで見た受験生の作品は次回掲載するとして、 なんと大学は受験生が住所氏名・将来の夢などのパーソナルデータを書いて提出すると、もれなく全員にMAUタオルプレゼントなんていう一大キャンペーンを行っていたのだ・・・!在学生にはケチなくせに、なんという大盤振舞いだ。しかし、在学生がもらえないとなると、なんとしてでもゲットしてみんなに自慢したいというのが人の情。僕は現場に居合わせた某S助教授の人脈を利用し、どうにかパーソナルデータを記入するはがきをゲットした。

 もちろん丁寧にパーソナルデータを記入。住所氏名もきっちりと。ああ、冬には願書が郵送されてくるだろう。もう一度補欠で落とされた視覚伝達デザイン学科でも受けてみようかしら、なーんて。「あなたは将来なにをしたいですか?」とあるから、「岡本太郎のようなりっぱな芸術家になりたいです」と利き腕じゃないほうの手で書いた。紙の端のほうに「芸術はきれいであってはなりません」とも書いて知識をひけらかしてもおいた。これで万全だろう。洒落で「本学生による進路相談」を受けてみようとも思ったが、さすがに罪悪感を感じて断念した。今思えばやっておけばよかった。「いま一番ホットな映像学科でビジュアルデザインしたいっす」って言ってみたかった。

 まあそんなこんなで少々緊張しながら、MAUTシャツを着飾った学生バイト受付嬢にパーソナルデータを渡す。少し美人で、緊張して手が震えたが、万事タオルはもらえた。これで、天国の神様にもご報告できる。

 

書いている人 大里 圭介(ごろり)
Oosato Keisuke

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